ザイゴマインプラントとは、上顎の骨量が著しく不足している場合に、頬骨(ザイゴマ)にインプラントを固定する治療法です。通常のインプラントでは「骨が足りない」と診断された方にも、骨造成手術なしでインプラント治療が可能になるケースがあります。ゼルビアオーラルケアクリニックでは、ライオンインプラントセンターとの連携体制のもと、ザイゴマインプラントに対応しています。
目次
当院のザイゴマインプラントにおける特徴
インプラント専門施設との連携による高い対応力
当院はインプラント治療専門施設「ライオンインプラントセンター」との連携体制を持っています。理事長はICOI(国際口腔インプラント学会)世界会長経験者(2019〜2022年)であり、グループ全体で7,600症例・23,000本超(1985〜2018年10月時点)のインプラント実績を有しています。ザイゴマインプラントは高度な技術と専門的な知識が求められる治療ですが、こうした実績と経験のある体制のもとで対応しています。
「骨が足りないためインプラントはできない」「骨造成が難しいと言われた」という方にも、ザイゴマインプラントという選択肢をご提案できます。まずはご相談ください。
歯科用CTによる精密な術前診断と専用オペ室での手術
ザイゴマインプラントは頬骨という特殊な部位にインプラントを固定するため、骨の形状・厚み・神経・血管の走行を三次元的に正確に把握したうえで手術計画を立てることが不可欠です。当院では歯科用CTを使用して術前に詳細な評価を行い、最も安全な埋入経路と角度を設計してから手術に臨みます。
手術は衛生管理を徹底した専用のオペ室で実施しており、感染リスクを最小限に抑えた清潔な環境で行っています。術前の計画が精密であることが、安全な処置の大前提です。
静脈内鎮静法で手術への不安と負担を軽減
広範囲にわたる外科手術に対して、手術への強い不安や恐怖をお感じの方、埋入本数が多い方には、半分眠った状態で手術を受けられる静脈内鎮静法(100,000円+税)をご選択いただけます。入院は不要で当日帰宅が可能なため、生活への影響を最小限に抑えながら治療を受けていただくことができます。術中の記憶がほとんど残らないため、強い恐怖感をお持ちの方にも、ご安心いただける選択肢としてご提案しています。
ザイゴマインプラントとはどのような治療か
通常のインプラントは顎の骨(歯槽骨)にインプラント体を埋入しますが、歯を失ってから時間が経過すると顎の骨は徐々に吸収されて薄くなっていきます。特に上顎の奥歯を失った場合、上顎洞(副鼻腔)の影響もあって骨量が著しく不足するケースがあります。このような場合、通常のインプラントでは骨が不十分で埋入が難しくなります。
ザイゴマインプラントは、顎の骨ではなく頬骨(ザイゴマ)という顔面骨格の一部を構成する丈夫な骨にインプラントを固定する方法です。頬骨は骨量が豊富で骨質も良いため、顎骨の吸収が著しいケースでも安定したインプラントの固定が期待できます。骨造成術を回避しながらインプラントが可能になるケースがある点が、この治療法の大きな特長です。
特にオールオン4/6の治療と組み合わせることで、骨量が極めて少ない上顎にも対応できる選択肢として活用されます。
こんな方に検討いただける治療です
- 上顎の骨量が著しく不足していると診断された方
- 他院でインプラントは難しいと言われた方
- 骨造成手術のリスクや治療期間の延長を避けたい方
- 総入れ歯から固定式のインプラントへの移行を希望されている方
- オールオン4/6を検討しているが骨量が少ないと診断された方
通常インプラントとの比較
| 項目 | 通常インプラント | ザイゴマインプラント |
|---|---|---|
| 固定する骨 | 顎の骨(歯槽骨) | 頬骨(ザイゴマ) |
| 必要な骨量 | 一定以上の骨量が必要 | 顎骨が著しく少なくても対応できる場合あり |
| 骨造成の要否 | 骨量不足の場合に必要 | 骨造成が不要なケースがある |
| 対応部位 | 主に上顎 | 主に上顎 |
| 手術の難易度 | 標準的 | 高度な技術が必要 |
| 治療期間 | 数ヶ月〜1年程度 | 通常のインプラントと同程度 |
どちらが適しているかは顎骨の状態・噛み合わせ・全身的な状態によって異なります。CTで骨の状態を確認し、無料カウンセリングにて詳しくご説明します。
治療の流れ
まず無料カウンセリングにてお口の状態と骨の状態を確認します。歯科用CTで頬骨の形状・神経・血管の走行を詳細に評価し、ザイゴマインプラントの適応かどうかを判断します。適応と判断された場合、治療計画と費用についてご説明し、ご同意のうえで手術に進みます。術中は局所麻酔または静脈内鎮静法を使用します。手術後に仮歯を装着し、骨との結合が確認されてから最終的な人工歯を装着して治療が完了します。その後は3〜6ヶ月に1回の定期メンテナンスを継続していただきます。
よくある質問
ザイゴマインプラントはどんな方が対象ですか?
主に上顎の骨量が著しく不足しており、通常のインプラントや骨造成が難しいと診断された方が対象です。CT撮影で骨と頬骨の状態を確認したうえで適応を判断しますので、まずはカウンセリングにお越しください。
ザイゴマインプラントの術後はどのくらいで回復しますか?
処置の範囲が広いため、術後数日間は腫れや痛みが生じることがあります。通常の生活に戻るまでに1〜2週間程度かかることが多く、処方薬で術後の痛みに対応します。詳しい術後の注意事項は担当医からご説明します。
骨造成との違いは何ですか?
骨造成術は顎の骨量を増やしてからインプラントを埋入する方法で、治療期間が長くなることがあります。ザイゴマインプラントは骨造成をせずに頬骨に直接固定するため、骨造成の待機期間が不要なケースがある点が大きな違いです。ただし、どちらが適しているかは患者様の状態によって異なります。
費用はどのくらいかかりますか?
埋入本数・治療内容によって異なります。無料カウンセリングで詳しくご説明しますので、まずはお気軽にお問い合わせください。各種クレジットカード・デンタルローンに対応しており、医療費控除の対象にもなります。
術後のメンテナンスはどうすればよいですか?
ザイゴマインプラントも通常のインプラントと同様に、インプラント周囲炎の予防のため3〜6ヶ月に1回の定期メンテナンスが必要です。定期的な受診とご自宅での丁寧なセルフケアを継続してください。